安全なのは?カミソリ・シェーバー・除毛剤の肌トラブルの違いを調査

安全なのは?カミソリ・シェーバー・除毛剤の肌トラブルの違いを調査

半袖やノースリーブ、水着など夏のおしゃれを楽しむためには、ムダ毛の処理が欠かせません。サロンで脱毛する人や、自分で処理するという人など処理方法は人それぞれです。また、自己処理派の人でもカミソリを使用する人のほか、シェーバーや除毛剤で処理するという人もいるでしょう。しかし、自分で処理する際、気になるのが炎症などの肌トラブル。せっかくきれいにムダ毛を処理しても、肌を痛めてしまっては夏のおしゃれも楽しめません。カミソリ・シェーバー・除毛剤、これらのなかで肌にやさしく安全なのはどの処理方法なのでしょうか。それぞれのメリットやデメリットをあげながら、探っていきましょう!

 

自己処理で起こりがちな肌トラブル

肌トラブル

自分の肌に合っていない処理方法や間違った方法で処理を行ってしまうと、肌トラブルに陥ってしまうこともあります。肌が炎症を起こして赤くなったりヒリヒリと痛みを伴ったり、また粉をふいたようにガサガサの乾燥肌になってしまったり…。このほかにも肌が黒ずんだり、ブツブツが発生してしまったりするという肌トラブルを引き起こすこともあるようです。

 

最もポピュラーなカミソリでの処理

カミソリ

自己処理派のなかでも最もポピュラーなのが、カミソリを使った処理方法でしょう。最近では二枚刃や三枚派などのほか、ガード付きのものなどさまざまな種類のものが販売されています。

カミソリで処理するメリットとは

カミソリはドラッグストアでお手頃な価格で購入出来、短時間で手軽に処理出来るのが魅力。そのため、毎日入浴ついでに処理するという人も多いようです。また、細い毛から太い毛まで幅広い範囲を一気に処理出来るのも特徴のひとつ。繰り返し使えて、替え刃を利用することで費用も抑えられるカミソリは、コストパフォーマンスに優れた処理方法と言えます。

カミソリで処理するデメリットとは

カミソリは使用時に肌に直接刃をあてるため、肌の角質を傷つけてしまったり、色素沈着や炎症を起こしてしまったりする心配があります。また、アンダーヘアや脇などの毛が太い部分は、処理した直後であっても毛がポツポツとしていて見た目もイマイチです。毛穴への負担も大きく、処理時に毛穴周りを少しずつ削ってしまっていることから、繰り返すと毛穴がダメージにより膨らんできたり、埋没毛が発生したりすることもあります。そのため、肌が敏感になりやすい生理期間中などは使用を避ける方が良いでしょう。

 

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ラインナップ豊富な電気シェーバー

電気シェーバー

ボディーシェーバー、またはレディースシェーバーとも言われるシェーバーは、有名な電気メーカーからも多くの商品が販売されています。値段も安価なものから高価なものまでありますが、カミソリに比べると割高なのが特徴です。

シェーバーで処理するメリットとは

シェーバーは、使用時に刃先が直接肌に当たらないのがメリットです。そのため、カミソリに比べ肌を傷つける可能性も低く、肌荒れや出血も防ぎやすく安全と言われています。太めの毛や剛毛にも向いていて、広範囲に使用出来るのも魅力でしょう。また、なかには携帯用のコンパクトなサイズのものも販売されていて、気になったときにサッと処理することもできます。お値段は少し張りますが、一度購入してしまえば長く使えるのもうれしいところです。

シェーバーで処理するデメリットとは

シェーバーは、肌表面に出ている毛を剃るタイプであることから、すぐに生えてきてしまいます。そのため、こまめに処理をしなければいけません。また、ムダ毛を巻き込む際に少し引っ張られるような感覚もあるでしょう。仕上げもカミソリほどは深剃りできないものが多いため、なでるとチクチクしていたり、部分によってはポツポツと毛が残っているように見えてしまったりすることもあるかもしれません。

 

ムダ毛を溶かして処理する除毛剤

除毛剤

ムダ毛の処理をしたい箇所にクリームを塗ることで、ムダ毛を溶かして処理することが出来る除毛剤。価格は商品によって異なりますが、安いものであれば1,000円前後で購入することが出来ます。

除毛剤を使って処理するメリットとは

除毛剤は、処理時の肌への摩擦を軽減出来るのが最大の特徴。塗布するだけで毛根から脱毛することが出来るため、カミソリやシェーバーに比べてムダ毛が生えるまでの間隔を長くすることが出来ます。このことから、ムダ毛の処理頻度を減らしたいという人や痛みを伴わない方法を求めている人におすすめの方法と言えるでしょう。また、カミソリやシェーバーが苦手とする凹凸部分も、塗布するだけで脱毛出来るため、見た目もきれいに仕上がります。

除毛剤で処理するデメリットとは

商品によって除毛剤の成分特有の匂いがある商品も少なくないため、匂いに敏感という人はあらかじめチェックしておいた方がいいかもしれません。また、使用時には除毛剤を塗布してから5分~10分ほど時間を置いておく必要があるため、ムダ毛に気付いたときにサッと処理!というわけにもいかないのがデメリットに挙げられるでしょう。そのほか、クリームが肌に合わない可能性もあるため、使用前にはまずパッチテストを行うことをおすすめします。

 

肌への負担を考えるのなら除毛剤

除毛剤

カミソリ・シェーバー・除毛剤のメリットやデメリットについて紹介しましたが、肌への負担を考えると除毛剤を選ぶのがよいでしょう。カミソリやシェーバーは、肌表面の毛を剃るものであるためこまめに処理を行う必要があります。しかし、除毛剤は脱毛するタイプで処理頻度を少なくすることが出来るため、肌への摩擦を軽減して負担を抑えることが出来るでしょう。

また、デリケートゾーンは肌が敏感なため、カミソリやシェーバーの使用はあまりおすすめできませんが、除毛剤の商品によってはデリケートソーン専用のものなどが販売されています。そのほか、植物成分を含んだ低刺激のものや、保湿成分や抗炎症成分を配合したものなどもあり、敏感肌の人でも使えるようなものも増えてきているようです。

 

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除毛剤の商品の選び方が知りたい!

除毛剤の選び方についてご紹介しましょう。

自分にとって使いやすいかどうか

一般的な除毛剤は塗布してから15分ほど時間を置く必要がありますが、なかには1分で洗い流してOKな商品もあります。商品によって塗布時間にも幅があるため、長く続けることが出来るよう手軽さに注目して選ぶのも方法です。

コストパフォーマンスも要チェック

消費量の多い除毛剤は、コストパフォーマンスの良さも重要なポイントです。しかし、肌によい成分を多く含んでいるものはお値段も少々張りがち。価格と商品のクオリティのバランスを考慮しながら選ぶようにしましょう。

香料が入ったものであるかどうか

除毛クリームに含まれている「チオグリコール酸カルシウム」は、パーマ液のようなツンとした臭いがあります。そのため、臭いが苦手な人は香料入りを選ぶとよいでしょう。

 

安全な処理方法で肌トラブルを回避

ムダ毛のないすべすべお肌の女性は魅力的です。そのため、処理時にもなるべく肌にやさしく安全な方法を選びたいものですよね。特に自分で処理する派という人は、いま一度自分の処理方法を見直して、この夏自信を持って大胆に肌見せファッションを楽しんでみてはいかが♡

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