剃る?抜く?ムダ毛処理のセルフケアと人気の除毛方法は

剃る?抜く?ムダ毛処理のセルフケアと人気の除毛方法は

気温が上がり肌の露出が増えてくる季節が来ると、気になるのがムダ毛。腕や足など目立つ場所はきれいにムダ毛処理をしておきたいですよね。しかし、除毛時の肌のトラブルなどが気になってなかなか自分にあったムダ毛処理の方法を見つけられないといった人も多いのではないでしょうか。ここでは、ムダ毛が生えるメカニズムから、人気のムダ毛処理方法まで幅広くご紹介していきましょう。自分に合った除毛方法を見つけることで、夏も安心して楽しくおしゃれを楽しむことが出来るかもしれませんよ!

要チェック!ムダ毛の生えるメカニズム

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最初に、毛の生えるメカニズムについておさらいしておきましょう。ムダ毛は、成長期・退行期・休止期といったサイクルを経て生えてきます。ムダ毛の生えている場所によってこのサイクルは変わってくるのが特徴です。毛周期の成長期にあたる時期に、毛母細胞という場所に栄養がたくさん入り、これが活発に細胞分裂を繰り返しながら毛になって皮膚の表面まで伸びていくという仕組みとなっています。また、目に見えない部分でも休止期で休んでいるムダ毛がたくさんあり、これらも成長期に入ると成長し、やがて退行期に入ると抜け落ちていくのです。ムダ毛をいくら処理しても生え続けるのは、成長期の毛や休止期の毛が無数に存在しているからなのですね。このような毛周期にあわせて頻繁にムダ毛処理を安全に行うためには、正しい除毛方法と知識が必要になるので、しっかりとここでおさえておきましょう。

セルフケアのメリット・デメリット

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ムダ毛処理を簡単に出来るのがセルフケアのいいところでもありますが、その反面注意しておきたい点もあります。ここでは、セルフケアのメリットとデメリットについてご紹介していきましょう。

【メリット】手軽で簡単に出来る

ムダ毛処理のセルフケアで一番のメリットは、手軽で簡単に出来るということです。脱毛サロンなどで処理をしてもらうのとは違い、気付いた時にさっとムダ毛処理することが出来るのでムダ毛を気にすることなく日々過ごすことが出来ます。また、セルフケアの道具もドラッグストアやバラエティショップなどで簡単に入手することが出来るので、外出先などでムダ毛処理忘れに気付いたときにも対応することが可能です。

【メリット】経済的にムダ毛処理が可能

脱毛サロンなどでムダ毛の処理をする場合、セルフケアと比較するとコストがかかってしまいます。反面、セルフケアは経済的に脱毛グッズを購入することが出来るので、お財布にもやさしいのが特徴です。毎年高頻度でムダ毛処理をする場合や、なるべくお金をかけたくないという人にはムダ毛処理のセルフケアは強い味方と言えるでしょう。

【デメリット】肌トラブルになりやすい

一方ムダ毛処理のセルフケアには、デメリットも。間違った使用方法や自己流の使用方法で肌にトラブルを起こすことがあります。またいつもと同じ方法でムダ毛処理していても、日焼け後や生理時など肌のコンディションによってトラブルが起きることも。ムダ毛処理のセルフケアを行う場合は、きちんと自分の肌と向き合いいたわりながらムダ毛処理をすることが大切です。

【デメリット】ムダ毛処理の頻度が多い

ムダ毛処理のセルフケアでデメリットとしてあげられるのが、頻度の高さ。毛周期の異なるムダ毛が次から次へと生えてくるため、絶え間ないムダ毛処理が必要になってきます。時間のない忙しい女性にとっては、そういった時間が面倒に感じるかもしれません。また、高頻度でムダ毛処理することによって、肌にもダメージを与えることになります。

このように、ムダ毛処理のセルフケアには、メリット・デメリットがあります。そういった部分を認識したうえで取り入れていきましょうね。

セルフで簡単!人気の除毛方法「剃る」

剃刀

おそらく、ムダ毛処理のセルフケアの中で最もポピュラーな方法として知られているのが「剃る」方法ではないでしょうか。皆さんも一度は体験したことがあると思います。ここでは、人気の除毛方法「剃る」セルフケアについてご紹介していきましょう。

「剃る」ムダ毛処理に必要なアイテム

まず、「剃る」ために必要なアイテムは、かみそりです。かみそりにもたくさん種類があり、代表的なものとして、T型・L型があげられます。T型は、わきや脚、腕、体などのムダ毛処理に役立ちます。またL型は、顔や首もとなどの産毛処理が可能に。美しく安全にムダ毛処理する場合は、5枚刃のものなど刃がたくさんついていて肌への負担を分散させるものや、ヘッドの部分にスムーザーや保湿剤のついたものを選ぶと肌トラブルを防ぐことが出来るでしょう。

「剃る」ムダ毛処理の正しい方法

「剃る」ムダ毛処理の正しい手順についてご紹介していきましょう。まず、肌をローションやジェルなどで濡らしムダ毛を寝かせます。特にわきの毛は他の部位にくらべて固いので、しっかりと濡らしておくとよいでしょう。そして、毛の流れにそってやさしくかみそりの刃を動かしていきます。毛の流れと逆のほうにむけてかみそりを動かすと、肌に負担をかけてしまい肌トラブルの原因となるので注意が必要です。また、かみそりを使用する場合は、肌をピンと張った状態にするとスムーズに剃れますよ。わきなどは、しっかりと腕を上げることによってわきの皮膚がピンと張るのでぜひ試してみてくださいね。

セルフで簡単!人気の除毛方法「抜く」

毛抜き

剃るだけでは、しっかりムダ毛処理出来ない…という人におすすめなのが「抜く」方法です。毛の一部を切り落とす「剃る」方法よりも、除毛効果が高くセルフケアの頻度も下がるといったメリットがあります。多少痛みを伴う方法ですが、しっかりと処理したいという人にはおすすめですよ。

「抜く」ムダ毛処理に必要なアイテム

ムダ毛を抜く場合に必要なアイテムは、「毛抜き」です。毛抜きは、安いものだと100円ショップなどでも販売されており、コストが安いのが特徴です。ただし、品質の低いものは先の部分のかみ合わせが悪く、うまく毛をつかめないということもあるので注意しましょう。

「抜く」ムダ毛処理の正しい方法

まず、毛抜きの正しい使い方をおさらいしていきましょう。最初に蒸しタオルなどを使って毛穴を開かせ、皮膚を柔らかい状態にします。こうすることでスムーズに毛を抜くことができますよ。お風呂上りは、体が温まって特に毛穴が開いている状態なのでおすすめです。そして毛を抜く際は、毛の流れに沿ってゆっくりと抜いていきましょう。力をかけて引っ張りすぎると途中で毛が切れてしまうこともあるので注意。また毛抜きを使った後は、しっかりと毛穴をケアするようにしましょう。保冷剤などで冷やして毛穴を閉じ、菌が入らないようにします。毛を抜いた後の毛穴をそのままにしておくと、菌が毛穴に入り込み毛嚢炎などの肌トラブルを引き起こすことも。毛抜きを使って抜く場合、セルフケアの中では比較的高い除毛効果が得られますが、使い方を誤るとトラブルの原因になるので注意してくださいね。

一度に広範囲を処理できる「ワックス」

「抜く」方法には、ワックスもあります。ワックスタイプの除毛剤を塗り、固めた後にはがすといった除毛スタイルです。VIOラインのムダ毛を処理するブラジリアンワックスも近年人気を集めています。まずは毛を短く切り、その後ワックスを肌に塗りましょう。そして乾いたら一気にワックスをはがせば、ムダ毛も一緒に抜けるといったメカニズムです。ただし、ワックスははがすスピードなどコツが必要なので、正しい使い方をマスターすることが必要になります。

人気の除毛方法「その他番外編」

すぐにキレイが叶う「除毛クリーム」

除毛クリームは、生えている毛を専用のクリームで溶かすことによりムダ毛の処理が出来るアイテムです。使用方法は、ムダ毛処理したい部位に除毛クリームを塗り、一定時間置いた後、拭き取り又は洗い流します。置き時間や除毛後のケアについてはアイテムにより様々なので、使用方法を十分確認した上で活用しましょう。保湿効果があるものも多く、つるんと肌がすぐに実現するお手軽なムダ毛処理方法です。

こするだけで簡単便利な「除毛タオル」

なかなか自分で処理するのが難しい背中のムダ毛。そんな背中のムダ毛を簡単に除毛出来る方法が除毛タオルです。体を洗うタオルと同じ要領で使うと、背中の毛をからめとってくれますよ。かみそりほどの高い効果は得られにくいですが、目立ったムダ毛は処理することが出来るでしょう。

ムダ毛処理の前後に気を付けたいこと

石鹸

除毛後に気を付けたいことをおさらいしておきましょう。かみそりや毛抜きを使った後の肌は、少なからずダメージを受けているため、しっかりとケアすることが必要です。専用の保護ローションを使用したり、除毛直後には日光に当たらないようにして、肌トラブルを回避するようにしましょう。

正しいムダ毛処理のセルフケアを

簡単にセルフケア出来るムダ毛処理の方法をご紹介しました。セルフケアは簡単・手軽に誰でも出来るといったメリットがある一方で、肌トラブルが起こりやすいといったデメリットも持ち合わせています。しっかりと正しい使い方をマスターし、ムダ毛のない美しい肌をキープしましょうね。

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