オシャレなフランス人は10着しか洋服を持たないって本当なの?

オシャレなフランス人は10着しか洋服を持たないって本当なの?

皆さんは、【フランス人は10着しか服を持たない】という言葉をご存知ですか?

フランスと言えば、オシャレな洋服を着た人たちがオシャレな街並みを優雅に歩いているのを想像しますが実際のところどうなのでしょうか…?

『フランス人は10着しか服を持たない』という言葉に興味を持ったので色々と調べてみました!

『フランス人は10着しか服を持たない』

フランス人は10着しか服を持たない

この言葉を聞くようになったのは、2014年に日本でも販売された
『フランス人は10着しか服を持たない~パリで学んだ“暮らしの質”を高める秘訣~ 』
アメリカ人著者の書いた単行本からです。

カリフォルニアガールだった著者が、フランスの貴族の家庭にホームステイした際に学んだ【毎日を”特別な日”のように生きる方法】が書かれている本です。

フランス人のようなオシャレで、素敵な雰囲気をまとう方法が書かれたこの単行本は80万部を売り上げ、話題の本になりました。

単行本購入はこちらから

フランスと言ったら…

一度は海外旅行で訪れたい、おしゃれな街並みでいろいろなものが豊かな国フランス

モン・サン・ミッシェルや、ヴェルサイユ宮殿などの歴史遺産や、美味しい料理にワイン、スイーツなど食も豊かで、数多くの芸術家たちを虜するアートなど様々な分野で豊かな国です。

フランス

映画やドラマの舞台にもなっている憧れの街パリ!芸術とファッションの先端であるフランスは女性にとって憧れの街ですよね♪

そんなフランスに住む女性は、色んな洋服を着てオシャレなんだろうな…と思ってしまいますが、
『フランス人は10着しか服を持たない』…どういうことなのでしょうか?

フランス人は10着しか服を持たないってホント?

日本人でお洒落な人と言えば、シーズンごとに洋服を買い替えてトレンドを追いかけたくさんの洋服を持っている人。

そんなイメージがありますが、フランス人は考え方が違うようです。

フランス人考える

結論から言うと、フランス人の持っている洋服は10着ぴったりというわけではありません。
しかし、フランス人の持ち服が少ないのは確かなようです。

この10着というのは、コートやジャケットなどのアウター、Tシャツやタンクトップなどのアンダーシャツは含まない数だそうで、アクセサリーなどの小物類も含みません。
また、季節ごとに入れ替えられるもので、1年を通して10着というわけではありません。

フランス人が10着しか服を持たないのはなぜ?

フランス人は着回し上手!

着回し

元々持っている服の数が少ないフランス人はとっても着回し上手!

安い服をたくさん買い揃えて着るより、いい洋服を着回しするという考え方がパリジェンヌ流だそうです。

また、持っている洋服の数が少ないのが当たり前のフランス人は、1週間のうちでおんなじ洋服を着ることにも抵抗が内容です。

出典:http://10items30days.blog.jp/archives/46999625.html

フランス人は流行を追わない

フランス人

流行の最先端の街パリなのに、流行を追わないのは何とも不思議な気分ですが、フランス人は洋服に対しまず【この服は自分に合ったものなのか】という考えを持つようです。

自分に似合ったものしか着ないという考え方があるため、流行に左右されず、長く着たいと思う服を買うのが一般的。

自分の生活スタイルや、自分に似合う色、恰好を知り尽くしているため、新しく洋服を買う必要がないそうです。

フランス人を見習って10着しか服を持たなかったら…

『フランス人は10着しか服を持たない』の本が日本で販売されてから、断捨離ブームと合わせてこの考えを持つようになった女性が多くなりました。

洋服を10着しか持たなかったら、毎日のコーディネートに時間がかかってしまうのでは?
10着の服にこだわる必要はあるの?と思ってしまいますが、メリットがちゃんとあるんです!

服を10着に減らすメリット

クローゼット

クローゼットの中がお気に入りや好きな洋服ばかり揃っていると、どのよう服を着てもテンションが上がり、今日も頑張ろう!と思えます。

好きな洋服を着ていると自信が持てますし、自分のスタイルを確立させることができるというメリットがあります。

出典:https://blogs.yahoo.co.jp/sbsbisbsbi/55422191.html

一度好きな洋服だけを集めた綺麗なクローゼットの中に、すぐ飽きてしまうような服や、タンスの肥やしになりそうな服を加えたくなくなり、洋服を買うまでにしっかり吟味して本当に欲しい洋服か考えるようになり節約にもなるというメリットも!

10着しか服を持たない方法

とはいえ、今たくさん持っている洋服を10着に絞るのって大変ですよね。

どうしたら洋服を減らすことができるのでしょうか?

フランス人のように10着しか服を持たない方法1

服を捨てる

まずは、断捨離!

一度タンスの中の服をすべて出してみて、一つ一つ見ていきましょう。
こんな服持ってたっけ?と思う洋服が出てくるはずです。

タンスの肥やしになっている洋服、ただ仕舞われている洋服は今後も着ないと考え一度手放しましょう!

それが終わったら次は洋服をテストします!

洋服のテストの仕方は簡単!

『この服は自分のサイズに合っているのか』
『この服は自分の年齢に適しているのか』
『この服は本当に自分のスタイルに合っているのか』
『この服が好きか』
『この服を今後着るか』

これらのテストで洋服を吟味!自分が着る服なのかをしっかりと判断しましょう。
少しでも『違うかも』と思ったら手放しましょう。

もったいないな…と思っていても着ない方がもったいないです!
捨てるのが忍びないのなら古着屋さんに持って行ったり、誰かに譲ったりして断捨離してみましょう。

フランス人のように10着しか服を持たない方法2

冬服

断捨離が終わったらその次は、今の季節に合っているかを考えます。

年間で10着に抑える必要はないので、今の季節に合った洋服以外は圧縮袋で収納するか、クローゼットの余分な部分にしまいましょう。

他の季節の服も10着ずつ程度なのでそれほどスペースは取らないと思います。

片付けていくにつれテストを通った洋服でも『あれ?この服やっぱりいらないかも?』と思うこともあるはずです。

一度そう思った服は手放しましょう。

フランス人のように10着しか服を持たない方法3

洋服

10着の服しか持たない方法に大切なのは
絶対に10着に納めなければいけないと考えないこと
さっきと言ってることが違うじゃない!と思うかもしれませんが、フランスと違って日本は四季があり、快適な温度を保つために洋服は欠かせません。

10着だけ!と決めつけず、本当に好きな服はのこして、毎日着るような服を厳選するのが大切です。

自分を好きになるために、10着しか服を持たない

たくさん洋服を持っているより、大好きな洋服を10着持っていた方が毎日のコーディネートを楽しめることができるんです。

着回しを考えるのも楽しいですし、何より自分に自信を持つことができます。

最終的な目標は、自分のスタイルを表現してくれる大好きな洋服だけにすることです。

衣替えの季節、思い切ってタンスの中身を減らしてみませんか?

ファッションカテゴリの最新記事