カップルの喧嘩は負けるが勝ち!その恋愛心理とは?

カップルの喧嘩は負けるが勝ち!その恋愛心理とは?

恋愛をする上で避けて通れないのが、恋人との喧嘩。好きだからこそ思い通りにいかず喧嘩になってしまうこともあり、怒りや嫉妬、寂しさや好きな気持ちが入り混じった複雑な心境になりがちです。

意外かもしれませんが、カップルの喧嘩は負けるが勝ち。恋愛中のカップルの心理を分析しつつ、先輩カップルのエピソードから喧嘩を上手く切り抜けるコツを考えていきましょう。

 

大好きなのに、なぜ喧嘩になる?

喧嘩の理由

お互いのことが大好きでカップルになったはずなのに、気が付けば喧嘩になってしまう…。恋愛中のカップルには避けて通れない状況とも言えるでしょう。

大好きな人とはいつもラブラブでいたいのに、どうして喧嘩になってしまうのでしょうか?そこには、恋愛中だからこその複雑な心理がありました。

好きだからこそ期待してしまう

連絡がほしいタイミングで連絡がない、会いたいのに会えないなど、相手が期待通りに行動してくれないことも多々あるでしょう。交際が始まれば、日常生活と恋愛の同時進行が始まります。

大人になればなるほど、いつも恋愛を第一優先にできないことは増えるもの。つい忘れてしまいがちですが、幸せな恋愛をしていく上では、相手に期待しすぎないことが大切なのかもしれません。

 

恋愛中に見落としがちな喧嘩の原因

喧嘩の原因

好きだからこそ相手に期待してしまう他にも、恋愛中に見落としがちな喧嘩の原因があります。

恋人とは言え、彼が自分と違うのは当然

出会ってから仲を深めるうちに、「彼とは何でも気が合うし、もうこれは運命だ!」と浮足立ってしまうことは少なくありません。ルンルンで交際開始したものの、付き合っていく中で「あれ?」とふと我に返り、本当の彼の姿に気付かされることもあるでしょう。恋愛の初期段階では、彼と自分の間の共通点ばかりに目がいきがち。それは、彼と自分が違った存在だと認識できているからです。

ところが、お互い恋に落ちていく中で徐々に冷静さは失われていき、いざ恋人となると、今度は彼と自分の間にある相違点ばかりに気付かされるようになります。恋人とは言え、彼と自分は違うのは当たり前です。しかし、恋人として過ごしていく中で、相手との違いを許容できなくなってしまうことは残念ながら少なくないようです。

 

恋愛中の喧嘩は、負けるが勝ち?

心理

恋愛中の喧嘩は、負けるが勝ちと言われています。そこにはどんな心理が隠されているのでしょうか。

正論が必ずしも幸せに繋がってはいない

例えば、彼が約束の時間に何の連絡もなく30分遅れてきたとします。約束の時間に遅れたのは彼なのだから、責められるべきは彼の方。

そこで「なぜ遅れたの?」「遅れるなら電話の1本もできなかったの?」「約束を守れない人は信頼できない」と責めるのは簡単でごもっともなことですが、その先に幸せはあるのでしょうか?

正しくよりも、楽しくいられる関係に

遅れてきた彼は、彼女にしかるべき理由を説明し謝罪すべきですが、彼にもどうしようもない理由があったのかもしれません。

社会に出れば「正しくあること」を求められる場面は多くあります。しかし、恋愛においては「正しくあること」よりも「楽しくあれること」が重要。正論で相手を打ち負かすよりも、ちょっとムカついたけど結果的に2人が笑っていられる状況を作ることが大切なのです。そういう意味で、恋愛中の喧嘩は負けるが勝ちなのかもしれません。

 

ピンチはチャンス!喧嘩の乗り越え方

カップル喧嘩

お互いの本音をぶつけ合うという意味で、喧嘩は必ずしも悪いことではありません。

どうすれば喧嘩というピンチを、仲を深めるためのチャンスに変えることができるのでしょうか。

感情に飲まれて本来の目的を忘れない

カップルの喧嘩の場合、お互いの本音をぶつけてより仲を深めることが、目指すべき着地点のはず。ところが言い合っている間に感情的になってしまい、なんとも後味の悪い雰囲気になってしまったということも少なくありません。

本気で別れたいと思っていない限り、感情にまかせて傷つけ合うだけの喧嘩は避けた方が良いでしょう。

 

先輩カップルの喧嘩にまつわる体験談1

仲直り

 

「同棲し始めた頃、彼が友達と遊ぶと言って外出していきました。いつ帰るかはっきり言わなかったけど、朝から外出したから晩ご飯はいるだろうと思って用意していたのに、夜になっても帰って来ない彼。だんだんイライラしてきて『今どこ?何時に帰るの?』とLINEしたのに未読スルーでした。結局彼が帰ってきたのは、深夜2時。後から聞いたら、その日は1日中フットサルをしてて携帯を見るヒマもなく、フットサルの後は仲間と夜通し飲んでいたそうです。怒りが頂点に達した私は、彼を完全無視。彼も最初は謝ってくれてたけど、私の態度に逆ギレしだして事態は最悪に。結局、次の日に私が泣きながら仲直りしたいと伝え、彼も謝ってくれましたが、無視なんてしなければもっと早く楽に解決できていたはず。以後、喧嘩になりそうな時は、感情に捕らわれてただの傷つけ合いにならないように注意しています」(28歳/金融営業)

 

先輩カップルの喧嘩にまつわる体験談2

嫉妬

 

「私が大学2年生の時に、年上だった彼が社会人になった頃の話です。入社してから研修や飲み会でとにかく忙しかった彼。会えないのは仕方ないけど、LINEすら返してくれないことに不満を感じていました。連絡はくれないくせに、SNSに仲のいい同期との写真をアップしていた彼。それを見て『私に連絡する暇はないくせに、SNSに写真アップするヒマはあるんだね!』と嫌味たっぷりに言ってしまいました。その言葉に彼も怒ってしまい『新しい環境で必死に人間関係築こうと必死なのに、そんな風にしか考えられないのか』と、言い返されて。彼が相手してくれない寂しさと、同期や彼の周囲に対する嫉妬だったんだけど、感情を整理して彼に伝えるために、すごく時間がかかってしまった当時の私。結局、私が謝ると、彼も反省していたようで頻繁に連絡をくれるようになり、関係を持ち直すことができました。私も社会人になった今、当時の彼の気持ちはすごくわかるし、私が子どもだったなって思えます」(25歳/出版社勤務)

 

恋人との喧嘩は、負けるが勝ち!

回りくどいようで、何か損した気分になるかもしれませんが、それでも恋人との喧嘩には負けるが勝ちなのです。

正しくいられるより、楽しくいられる相手と、自分との違いを許容しながら歩んでいけるのが、幸せな恋愛と呼べるのでしょう。

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