沖縄の絶対に食べたい人気郷土料理ランキング

沖縄の絶対に食べたい人気郷土料理ランキング

美しい海と豊かな自然、温暖な気候に歴史的な建造物。そんな沖縄では、古くから親しまれ、今でも当たり前のように食べられている郷土料理がたくさんあります。温かい地域だからこそ育つ野菜や、特有の調理方法は本州の人にとって珍しさと新しさの連続です。そんな全てにおいて魅力が詰まった沖縄の、人気のある伝統的な郷土料理についてご紹介していきます。普段食べているものも、沖縄の郷土料理なのかも?

人気郷土料理ランキング 第一位

ラフテー

ラフテー

沖縄で作られる豚肉料理の代表とも言われるのがラフテーです。皮付きの豚バラ肉をぶつ切りにして、時間をかけてとろとろになるまで煮込んだ角煮です。味付けは、砂糖醤油味と味噌味があるので、どちらも食べてみることをおすすめします。煮込む時に泡盛をいれるものラフテーの特徴で、出来上がった豚肉はとろけるような舌触りと深い味わいを楽しむことが出来るでしょう。

人気郷土料理ランキング 第二位

ゴーヤチャンプルー

今では全国で当たり前のように食べられているゴーヤチャンプルーですが、こちらも沖縄の郷土料理の1つです。温暖な気候で獲れるゴーヤと、島豆腐、豚肉、玉子などを入れて炒めた料理でゴーヤの苦味が独特な味わいです。ゴーヤは栄養価も高く夏バテ防止にも最適な食べ物だと言われているので、夏にはゴーヤチャンプルーを作って食べてみると良いでしょう。

人気郷土料理ランキング 第三位

ソーキ汁

沖縄では豚のあばら肉をソーキとよび、それに骨がついているものをソーキブニと呼びます。そのソーキブニを使った代表的な郷土料理が、このソーキ汁なのです。水からじっくり煮込んだソーキブニを醤油や泡盛、そして黒糖などで甘辛く味付けた煮込みで家庭料理としても一般的です。長時間煮込むので余分な油が落ち、コラーゲンたっぷりの軟骨まで味わうことができるヘルシーな料理でもあります。ソーキそばはここに麺を入れたものです。

人気郷土料理ランキング 第四位

ミミガー

ミミガーは沖縄の伝統的な料理で、豚の耳のことを言います。表皮を火で炙って毛を処理し、茹でるか、蒸したものを細切りにして料理に使うのが一般的です。コリコリとした軟骨の食感が特徴で、コラーゲンがたっぷり含まれているので女性にも人気の食材です。酢や辛味噌、ピーナツバターで味付けられた物が多いですが、最近ではコンビニなどでもおつまみ用に味付けられたミミガーを買うことが出来ますね。

人気郷土料理ランキング 第五位

ヒラヤーチー

ヒラヤーチーは非常食としても馴染み深い沖縄の郷土料理で、水で溶いた小麦粉にニラやネギ、ツナなどを混ぜてフライパンで薄く焼いたものを指します。食べる時にはウスターソースを付けるのが一般的。簡単に作れることから家庭で食べられることも多く、昔から台風の多い沖縄では外に出られない日に家にある残り物でヒラヤーチーを作って食べる習慣があるようです。

人気郷土料理ランキング 第六位

サーターアンダギー

表面はサクサク、中はしっとりした沖縄のドーナツであるサーターアンダギーも郷土料理のひとつです。素朴な味わいが癖になる料理で、沖縄ではおやつとしてとてもポピュラーなお菓子です。お土産としても人気があるので、沖縄土産としてもらったことがある人も多いのではないでしょうか。今では黒糖や紅芋、かぼちゃなど様々な味のバリエーションのサーターアンダギーが作られています。

人気郷土料理ランキング 第七位

パパイヤイリチー

まだ熟していない青いパパイヤを千切りにして、豚肉や人参などの具材と一緒に醤油や砂糖で味付けして炒めたのがパパイヤイリチーです。切り干し大根のようなシャキシャキと柔らかな食感と、パパイヤ自体の甘みが後をひく沖縄の郷土料理です。豚肉ではなくツナを使い、お酒のおつまみとしても出されることが多いようです。

人気郷土料理ランキング 第八位

ジーマーミ豆腐

ジーマーミというのは「地豆」でありつまり落花生のことを指します。その落花生とタピオカ粉、甘藷澱粉などを混ぜて作る豆腐で、冷やしても粘りがあり柔らかい食感を楽しめるのが特徴です。味は香ばしく濃厚で、ほんのり甘いタレとよくマッチします。おつまみとしてもおやつとしても人気のある豆腐なのです。

人気郷土料理ランキング 第九位

カーサムーチー

ムーチーというのは「餅」のことで、旧暦の12/8に健康長寿を祈願して食べられる沖縄のお餅です。白いムーチーの他に、ウコンや黒糖、紅芋などを加えて彩りを楽しむのも一般的なようです。月桃の葉にくるまれているのが特徴で、カーサムーチーを食べると元気な子になるという沖縄の言い伝えがあり、伝統的に食べられているのです。

人気郷土料理ランキング 第十位

中身の吸物

中身の吸物は、ほかに「中身汁」「中味汁」と呼ばれることもある沖縄の伝統的な郷土料理です。沖縄の方言では「ナカミヌウシームン」と言います。中身というのは、豚の内臓のことで胃袋や腸を鰹だしで煮込み、醤油と塩で味付けして仕上げられた吸い物です。お正月などに縁起物として食べられることが多く、祝い事には欠かせない料理なのです。

沖縄の代表的な食材は?

沖縄料理に使われている食材はもちろん、沖縄の代表的な食材はどのようなものなのでしょうか。もともとサトウキビ栽培がさかんなため、黒糖は料理にもよく使われるようです。他にも温暖な気候のため、マンゴー、アセロラ、パイン、ドラゴンフルーツ、ゴーヤなどが生産されています。

温かさと気候の良さがあるからこそ、沖縄でしか収穫出来ない食材はたくさんあります。沖縄に行ったら、郷土料理はもちろんですがこういった沖縄だから食べられる食材にも注目すると良いかもしれません。

独特で美味しい沖縄の郷土料理を堪能

沖縄の郷土料理は今まで食べたことがない食感、味、風味などが楽しめる料理が多く、初めて行った人なら毎回感動することは間違いないでしょう。沖縄の名産である泡盛と相性の良い料理も多いので、お酒好きなら泡盛を片手に沖縄の郷土料理を楽しんでみると良いですね。豊かな自然と気候から生まれた食材と沖縄の郷土料理を知って、沖縄に行く際はぜひ参考にしてみてください。

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